ギブス装着

整形外科の先生に診てもらう日。
私一人では不安だろうからと、夫のお母さんが来てくれた。
レントゲンをとってから、先生に説明を受ける。
「やはり、先天性内反足です。現在原因はわかっていません。お腹の中で
足が内側に向いたまま大きくなってしまったのでしょう。治療方法は、
まずギブスを装着して、足を正しい方向に治していきます。その後の
治り具合ではアキレス腱を切って向きを治すこともあります。
必ず治るので、お母さんがんばりましょう!」とのこと。

ギブスは一週間に一度巻きなおして徐々に足の向きを変えていくので
退院後も週に一度通院しなければならない。
説明を受けているときも、私は涙をこらえきれなかった。
入院の疲れもたまってきてるからかな。

そして、さっそく治療を開始。
さっきまでスヤスヤ眠っていたしゅーとが治療のマッサージを受けた途端
「ふぎゃーっっ!!!!」
と、泣き出した。
この頃の赤ちゃんはまだ痛みを感じないらしいが、この泣き声に私もつられ
涙がとまらない。。。
一緒についてきてくれた小児科の看護師さんが、
「外で待ってる?」
と、言ってくれて外で待機。
我が子の治療も見守れない不甲斐無さで、自己嫌悪。。。

でも先生に診てもらったことでまた少し安心した。
先生の口から、先日叔母さんに教えてもらった小児科専門の総合病院の名前も
あがり、連携しているみたいだった。
治療のあと、ギブスを付けてもらったしゅーとはまたぐっすり寝ている。


ギブス姿を見ると、また安心した。
私も泣いてばかりいられない。