初通院

里帰り中の実家と自宅の間にある小児科専門総合病院。
しゅーとの患っている先天性内反足の治療に力を入れている病院。
専門の先生がいるということで、全面的に信頼していくことにした。
「初日は一日がかりになりますので。」
と、紹介もとの先生に言われ、朝8時半には病院に到着。
初診なので、整形外科に診てもらう前に総合診療科にて受診。
身体検査のあと問診をして、他に悪いところがないか診てもらう。
特に異常なし。
午後、担当の先生が緊急手術のため夕方まで待つことに。
待合室には同じ疾患をもっている赤ちゃんが何人かいた。
初めての雰囲気に夫も私も慣れず、ただただ待っているばかりだったが
他の患者さん(のお母さん)たちは何回か会っているようだった。
どうやら、金曜日の午後が「内反足の治療の日」らしい。
まず、診察を受ける。
先生からの説明は、前に言われたのと同じだった。
この病気は治っても治療をやめてしまうと、骨が成長するときに
元の形に戻ろうとするので最長10歳になるくらいまでは何らかの治療で
通う必要があるとのこと。
そして、ギブスは石膏のギブスを使うとのことだった。
しゅーとの場合は、産まれてすぐに治療をはじめるので治りも早いだろうと
言ってもらえた。

マッサージを受け、石膏のギブスをしてもらう間
しゅーとはまたしても大泣き。
泣いてしまうと足に力が入り、上手くギブスの位置を固定できなくなるらしい。
治療を中断し、持ってきた粉ミルクを飲ませるとグッスリ睡眠。
その間にスルスルっと治療終了!

これから石膏のギブスが外れるまでは週に一度の通院になるらしい。
でも同じ内反足の赤ちゃんと会うことができて、正直心強くなった。
少し前向きな気持ちにもなれたように思う。